2020/10/17
エルメスの歴史 【葛飾区 亀有 買取 銀座パリス亀有ゆうろーど店】
こんにちは!
本日はエルメスの歴史についてお話させて頂きます。
目次
馬具を製造する工房としてスタート
ティエリー・エルメスが1837年、高級馬具を製作する工房をパリ9区に開いたところからスタートします。
その工房の技術は当初から高く評価され、1867年および1878年のパリ万博では
それぞれ銀賞・金賞を受賞するほどになりました。
1880年には、現在もその地に本店を構えるエリゼ地区のフォーブ ル・サントノーレ24番地に
ブティックを移転し、それと同時に顧客への直接販売を開始しました。
バーキンの原型が誕生
1892年には、サドル・バッグ(馬の鞍を収めるカバン)として【オータクロア】を制作し、販売を開始しました。
このバッグを原型として、およそ100年の時を経たのち、あの有名な【バーキン】が生まれました。
馬具工房から馬具以外の製造・販売を開始
エルメスは、1900年、ロシアのサンクト・ペテルブルグへと赴き、ロシア皇帝ニコライ 2世に
馬具と鞄を売り込むことに成功しこれを機に、エルメスは世界的な馬車商へと発展していきます。
しかしアメリカを皮切りに自動車の普及が進み市民の足は馬車から自動車へ変わっていき
馬具の需要縮小を予見したエルメスは、馬具以外の製造・販売にも手を広げその事業を拡大しました。
上質な革を入手するルートと、高度な技を持つ職人という武器を駆使し、婦人バッグや財布などの皮革製品を開発。
1920年には社内にハンドバッグ部門を新設、さらに
腕時計や洋服・アクセサリー・香水などの分野にも手を広げ、世界のエルメスが誕生しました。
世界で初めてファスナーを採用したバッグ
エルメスの伝統と歴史の上で、バーキンと並んで欠かせない存在といえるのが【ボリード】です。
自動車で移動する際に使用するという想定でデザインされたバッグで
当時の道路は現在のように舗装されていることもなく、都市部であればデコボコの馬車道であることも多かったそうです。
振動でバッグの中身が飛び出すことも多かった為、バッグにファスナーが採用されました。
レザーの種類
エルメスではレザーも様々な素材が使われています。
トゴ
ほどよい柔らかさとほどよい目の大きさが特徴の雄仔牛のレザー
トリヨンクレマンス
しっとりした柔らかい質感が特徴の雄成牛のレザー
ヴォーエプソン
プレス加工を施した細かな型押しが特徴の雄仔牛のレザー
ボックスカーフ
型押しが施されていない、かっちりとした硬めの素材。
ブッフル
耐水性に優れている為、ガーデンパーティなどのカジュアルバックに用いられる事が多い。
クロコダイル ポロサス
エルメスが扱う革の中で最高級素材のクロコダイル。
東南アジアを原産とするクロコダイルで、左右対称に規則正しく並んだ斑が特徴。
クロコダイル アリゲーター
ポロサス・ニロティカスよりも大きめの斑が特徴。
上記のレザーの他にもまだまだ種類があり、レザー以外にキャンバスやビニール素材等もあります。
最後に
エルメスの商品にレザーが使われていたり、ロゴに馬車が使われてる理由など歴史を知ると色々な発見があると思います。
こちらの記事を読んでいただき、もっとエルメスを知って頂けたら嬉しいです。
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