ユリスナルダンの時計をお買取りしました【銀座パリス亀有ゆうろーど店】
銀座パリス亀有ゆうろーど店です。
本日は少し珍しい時計をお売りいただきました。
●ブランド:ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)
●タイプ:レディース
●ムーヴメント:機械式(手巻き)
●素材:ステンレススチール
●文字盤:シルバー
●状態:ABランク
ユリスナルダンとは一体どんな時計ブランドなのでしょうか?
この名前を聞いてすぐに分かる方はなかなかの時計通ではないでしょうか。
ロレックスやオメガを筆頭に定番ブランドはあまり時計に興味が無くても一度は耳にしたことがあるでしょう。
知名度では定番ブランドには敵わないかもしれませんが時計通の玄人からは人気を集め、スイスの高級腕時計メーカーらしい確かなクオリティーは評価が高いブランドです。
歴史あるスイスの老舗メーカー
1846年、スイスのル・ロックルにて創業。
ちなみにロレックスの創業が1905年ですのでこれだけでも凄さが伝わってきます。
創業時から航海用のマリンクロノメーターの開発に携わり、航海における重要な役割を担っていました。
こういった背景もあり高度な時計製造技術を誇り、海をコンセプトにしたモデルが少なくありません。
船に搭載され、天体航法による船の位置の決定に使用される精密時計。
海上での現在位置の喪失は命の危険に直結するため計測に用いる時計は非常に高精度が求められます。
正確な緯度・経度から船の現在位置を把握するため、波の揺れや温度の変化などの影響を受けないよう高度な技術が必要となります。
文字盤のデザインにも描かれているように錨がトレードマークとなっています。
海軍や各国の海運会社、船舶で採用・搭載され、日本では明治天皇が愛用していたと言われています。
高い技術力
とはいえ全てが順風満帆ではありません。
大きな転機となったのが1970年のクオーツショックです。
1969年にセイコーによって水晶を動力に電池を入れることで稼働するクオーツ腕時計が発売されました。
機械式に比べ安価で精度の高いクオーツ式はすぐに主流となり、多くのスイスの高級腕時計メーカーは窮地に陥ることになります。
ユリスナルダンも例外ではなくクオーツショックによる大きなダメージを受けている状況でした。
しかし耐えしのぐこと1985年、確かな高い技術力を持つユリスナルダンを失くしてはならないとの思いから投資家のロルフ・W・スナイダー氏の経営参画により、次々と高い技術力を活かした腕時計が登場していきました。
その後、天才時計師ルードヴィッヒ・エクスリン氏との協業により天文三部作を完成させます。
これは「太陽・月・星座」を文字盤上で見る天文時計を腕時計サイズにしたもの。「天体」から着想を得た機構です。
中でも一作目の「アストロラビウム・ガリレオ ガリレイ」は複雑すぎる機構が評価されギネス認定されるほど。
天文三部作以降、復活を遂げることとなりました。
査定ポイント
気になる状態を見ていきましょう。
ケースの状態は良好です。
プラスチック風防を使用したヴィンテージの時計になりますが気になるダメージはありません。
ヴィンテージ品の場合、文字盤、針の腐食や劣化具合が気になるところですが良いコンディションです。
ロウ付けタイプの純正ブレスが装備されています。
サビも無くキレイな状態です。
総合的にABランクでのお買取りとなりました。
さいごに
日本での知名度は決して高いとは言えないユリスナルダンですが中には1000万円を超えるモデルも存在します。
それは歴史ある伝統と確かな技術力の表れでもあります。
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