2022/06/18
ブシュロン キャトルの魅力 【葛飾区 亀有 買取 銀座パリス亀有ゆうろーど店】
こんにちは!
今回は【ブシュロン】のキャトルのご紹介です。
ブシュロンの歴史
ブシュロンの創業者はフレデリック・ブシュロンという人物です。
織物商の家に生まれたフレデリックは弱冠14歳にしてジュエラーの見習いになり
織物のような柔らかさ・軽さをゴールドで表現するという試みを続けます。
フレデリックがブシュロンを創業したのは1858年で
当時ラグジュアリーの最先端であったと言われるパリのパレ・ロワイヤルに第1店舗目を構えました。
フレデリックの革新的なジュエリーは瞬く間に評判となり、1867年にパリ万国博覧会で金賞を受賞します。
その後も1878年、1889年にもグランプリを獲得するなどジュエリー界で不動の地位を確立していきました。
当時ブシュロンの展示スペース入口には
職人の名前をゴールドで彫った大理石のプレートが置いてあったという逸話が残っており
これは自身が抱える職人に敬意を表したものだと言われています。
ブシュロンは1893年にパリのヴァンドーム広場にメゾンを移転します。
ヴァンドーム広場と言えば今では
ヴァンクリーフ&アーペルやカルティエといった世界的なジュエラーが集う場所です。
初めてこの地にブティックを開いたのはブシュロンだと言われており
現在もこの地から新作を世界に送り出しています。
ブシュロンの魅力
卓越した技術と独創性にあふれたコレクションを発表し続けるブシュロンは
ジェーン・バーキンやキャサリン妃をはじめ、今も昔も多くの人々に愛されています。
数多くあると思いますが、個人的には常に時代の流れを見据えた上での”先進性”ではないかと考えています。
フレデリック・ブシュロンがジュエラーとして活躍した19世紀は
ジュエリーとは重厚で格式高いものであるべきという風潮だったと言われています。
一方でブシュロンは前述の通り『織物のような柔らかさ』『軽さ』をジュエリーで再現し
当時のジュエリー界に新しい風を吹き込みました。
ブシュロンの代表作
キャトル
2004年に発表された「キャトル」シリーズは、現在のブシュロンを代表するシグネチャーモデルといえます。
ヴァンドーム広場の石畳からインスピレーションを受け制作され
異なる素材・装飾を組み合わせたデザインが特徴的です。
キャトルのデザインにはダイヤモンドの部分を除いて名前がついており
ブシュロンのオンラインブティックでそれぞれ購入することが出来ます。
セルパンボエム
1968年に誕生し、今もなお愛され続けている「セルパンボエム」シリーズ。
セルパンは蛇を意味し、ボエムは自由を意味しています。
創業者のフレデリックが妻にお守りとしてスネークモチーフのジュエリーを贈ったという
エピソードに由来して作られたと言われています。
鱗を表現するかのような繊細な彫刻やダイヤモンドの周囲に施されたミル打ち技法など
ブシュロンの技術力が詰まった世代を超えた名作です。
近年では華奢なデザインのものやカラーストーンを用いたものも登場しています。
伝統を引き継ぎながらもモダンに生まれ変わったセルパンボエムは
キャトルと双璧をなすモチーフとして再度注目を浴びています。
まとめ
今回はブシュロンについてご紹介しました。
長い歴史の中で数多くの名作を世に送り出し
格式高い伝統を引き継ぎながらも時代の変化に先駆けてきたブシュロン。
それぞれの場面で気に入るアイテムがブシュロンのコレクションの中にきっと見つかると思います。
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