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2021/06/04

ソブリン金貨 について 【葛飾区 亀有 買取 銀座パリス亀有ゆうろーど店】

 

こんにちは!

 

今回は【ソブリン金貨】についてお話させて頂きます。

 

 

 

ソブリン金貨とは?

 

 

イギリスで発行されているソブリン金貨は、15世紀から今でも作られている歴史と伝統を持った金貨です。

 

ソブリン金貨は発行された年代別で3種類に分けられ、時代背景や発行される目的が異なります。

 

ソブリン金貨の発行当初は、今の日本円のように通貨として利用されていましたが

 

現代は「金への投資目的」「コレクション目的」など発行される年代によって様々な側面を持っているのが特徴です。

 

 

 

ソブリン金貨の始まりと由来

 

 

ソブリン金貨は1489年のヘンリー7世の時代に発行されたのが最初とされています。

 

ソブリン金貨は発行当時、通貨としての使用目的を持っていました。

 

「ソブリン」という名前は、発行当初のソブリン金貨の表に描かれていた玉座に座る国王から由来しています。

 

ソブリンとは直訳で君主や主権を意味しています。

 

国王が変わるたびにサイズや価値が変わっていたソブリン金貨は、1604年を最後に鋳造が一度打ち切りとなります。

 

 

ソブリン金貨が発行されてなかった時代

 

 

鋳造が打ち切りになった後のソブリン金貨は「ユナイト」と称され、金貨のデザインも国王の横顔に変わりました。

 

ユナイトの由来は国王だったジェームズ一世が、イングランド・スコットランドランドの国王であったことと

 

フランス・アイルランドの国王であることを自称していたことに由来します。

 

これら4ヶ国の統一や連合を意味する「unite(ユナイト)」が名称となりました。

 

その後、王政の変化などを経て1663年からは「ギニー金貨」が鋳造されました。

 

ギニー金貨の由来は、金の産出国であるギニアに由来しています。

 

ギニー金貨のデザインは大きく変わることはなく、表面には国王の横顔が刻印されています。

 

ギニー金貨は19世紀初頭まで流通しましたが、その後の時代変化の中で

 

イギリスでは金本位制を採用した「1816年貨幣法」で新しい本位金貨が制定されました。

 

「金本位制」とは、お金の価値を「金の価値」として定める制度のことです。

 

これをソブリンと名づけて、1817年から鋳造が開始されました。

 

新しいソブリン金貨の誕生です。

 

当時のソブリン金貨は金の重量によって価値を判断していたため、額面が表記されることもありませんでした。

 

 

通貨から記念硬貨へ変化

 

 

世界的に価値のあるソブリン金貨でしたが、1928年の世界恐慌を機にその役割を終えることとなります。

 

不景気によって人々は現物で資産を確保する動きが活発になり、金を買い求めるようになりました。

 

その結果、銀行から金が無くなっていき金の価値が高騰していきました。

 

「お金の価値=金の重量」と定めていた「金本位制」をとっていたイギリスは

 

金の流出を防ぐためにこの制度を停止し、貨幣としてのソブリン金貨の発行を止めました。

 

金本位制の停止後、ソブリン金貨は通貨目的ではなく記念硬貨として発行されました。

 

そして1974年以降は、投資目的の役割を持つ地金型金貨としての価値をもち、現在に至っています。

 

長い歴史をもつソブリン金貨は、時代ごとに役割が異なっているため

 

同じソブリン金貨であっても、発行年によってその価値は大きく異なります。

 

 

 

ソブリン金貨の種類

 

 

ソブリン金貨は大きく分けて以下の3種類存在します。

 

 

旧ソブリン金貨

 

 

旧ソブリン金貨は、1489年~1604年までに発行されたソブリン金貨のことを指します。

 

今からおよそ500年前に作られた旧ソブリン金貨は、当時は通貨として発行されていました。

 

現代では、通貨や金としてではなく「アンティーク金貨」としての役割を持っています。

 

アンティーク金貨とは、金貨の中でも発行枚数が少なく、希少性と価値が高いとされている金貨のことを指します。

 

そのため、数世紀も前に発行された旧ソブリン金貨には、金のレート価格を簡単に超えてしまうのような高額が付きます。

 

 

新ソブリン金貨

 

 

新ソブリン金貨は、1817年~1973年の間で発行されたソブリン金貨のことです。

 

新しい金貨が発行された1800年代のイギリスは、国際社会に中枢に位置していました。

 

経済面で非常に強い力も持っていたイギリスは、国内だけではなく当時の植民地でもソブリン金貨の製造を行っていました。

 

そのため、各地域で多く枚数が発行され、金貨の図案には「ミントマーク」が記されています。

 

「ミントマーク」とは、金貨の製造元を特定するための目印のようなもので

 

本来の図案とは関係のないアルファベットや記号などの図案を指します。

 

 

新ソブリン金貨は、発行枚数が多いこともあって希少性は低いとされています。

 

 

地金型ソブリン金貨

 

 

地金型ソブリン金貨は、1974年以降に発行されているソブリン金貨のことを指します。

 

ソブリン金貨は、世界の貨幣としての役割を完全に米ドルに明け渡していたため

 

金の投資目的としての金貨である「地金型金貨」の特色を強く持っています。

 

 

 

まとめ

 

 

 

今から500年ほど前から発行が始まったソブリン金貨は

 

一枚の金貨でも発行年の違いでその価値は大きく変わるのが特徴です。

 

 

 

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