2021/06/16
金製のメダルについて 【葛飾区 亀有 買取 銀座パリス亀有ゆうろーど店】
こんにちは!
今回は【金製のメダル】についてお話させて頂きます。
金製のメダルとは?
純金製の金メダルは、歴史に残るイベントが起きたときに発行されます。
過去には、以下のような出来事を記念して純金製のメダルが発行されました。
オリンピック開催
万国共通博覧会の開催
各国の王室関係者の結婚や誕生記念
各種法律の施行
鉄道開通イベントの記念
純金製の金メダルは、価値が高く注目を集めやすいですが
記念メダルに使われる素材は様々で、常に純金とは限りません。
純金製のメダル、コインとの違い
同じ金属でも、メダルとコインの間には大きな違いが存在しています。
それは「コイン=お金」であるという点です。
記念コインは「お金」としての価値を持ち、各国の造幣局、もしくはそれに該当する機関のみが製造できるという特徴があります。
一方でメダルの場合は、このような「通貨」としての価値があるわけではありません。装飾品や収集品として楽しまれています。
オリンピックの「金メダル」は純金製?
実は、オリンピックの金メダルは「銀」が主な素材となっています。
そのため、純金製であるとは言えません。
金メダルを作る際は、まず銀でメダルの基礎を作り上げます。
その上に金のメッキを施しているのです。
このような制作方法が採られている理由のひとつは、オリンピックが行われる国の経済事情にあります。
オリンピックのメダルを準備するのは開催国です。
一度のオリンピックで必要になるメダルの数は、金・銀・銅それぞれ500個程度と言われています。
それだけの数の金メダルを純金で作るとなりますと、材料費がかさんでしまいます。国によっては、この費用を用意できません。
そこで、どの国も平等にオリンピックが開催できるよう
金メダルの素材には「銀」を使うことがオリンピック憲章にて定められました。
ただし、メダルの材料について細かい規定があったのは2003年までです。
それまではメダルの厚みや、銀と金の細かい分量まで決められていました。
2004年以降、それまでの細かい規定は無くなっています。
実は純金のオリンピックメダルも存在する?
最初の夏季オリンピックである1896年のアテネオリンピックでは、金メダルの贈呈はありませんでした。
優勝者にはオリーブの冠と銀製のメダルが授与されていたそうです。
その後、1900年のパリオリンピックにて、初めて金メッキの金メダルが作られます。
そして1904年のセントルイスオリンピックにおいて、初めて純金製のメダルが登場します。
その後何度か純金のメダルは制作されましたが、1912年のストックホルムオリンピックを境になくなります。
純金製のオリンピックメダルは数が少なく貴重な存在です。
まとめ
今回は金製のメダルについてお話させて頂きました。
他にも金製のメダルがあるのでまたの機会にご紹介させていただきます。
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