2021/11/30
エルメス ボックスカーフの魅力 【葛飾区 亀有 買取 銀座パリス亀有ゆうろーど店】
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こんにちは!
今回は【エルメス】代表の素材、ボックスカーフのご紹介です。
エルメスの歴史
エルメスは1837年にフランスのパリを拠点にした高級馬具の製造業からスタートしました。
高級馬具の製作技術と最高品質の革を用いて生み出されるエルメスの製品は
今や最高峰の革製品とされエルメスファンだけでなく世界中の人々を虜にしています。
革小物、アパレル、宝飾などのファッションアイテムにとどまらず
家具や食器などのライフスタイルに直結するアイテムをトータルで扱うエルメスですが
エルメス製品の主力となるのは何と言っても牛革の革製品です。
エルメスの牛革と言えば、「バーキン」や「ケリー」に代表される
「トゴ」や「ヴォー・エプソン」、「トリヨン・クレマンス」などが思い浮かびます。
中でも、最もメジャーと言われているボックスカーフは
数あるエルメス製品の中でも際立って美しく、洗練されています。
ボックスカーフとは?
エルメスの革製品の多くは、牛革を使用しています。
同じ牛革でも、牛の成長や性別などで表面の凹凸や肌触りや質感などが全く違う為
エルメスではそれぞれに名前をつけています。
今回ご紹介するボックスカーフはエルメスの牛革製品の代表的な素材で
最も高級でクラス感のある素材です。
光沢があり、柔らかくて滑らかな質感が特徴のボックスカーフは
カジュアルな装いよりもフォーマルな装いにマッチする素材で
他のエルメスの革製品の中でも群を抜いて存在感があります。
ボックスカーフの特徴
牛革の中でも最高級であるボックスカーフは、柔らかくキメの細かい上質な質感が特徴です。
ボックスカーフは生まれて3ヶ月から6ヶ月の雄の仔牛の革を使っています。
表面はガラス加工が施されていて光沢と艶感があり水シボと呼ばれる
一方向へ流れるような浅くて繊細で細かいシワがあります。
型押しの加工を施していない為、表面の凹凸はほとんど無いに等しいです。
生後6ヶ月以内の仔牛の革なので、キメが非常に細かく
地肌が見えるかと思うような透明感があります。
革の加工方法
革の鞣し(なめし)加工の方法は、大きく分けて2種類あります。
①タンニン鞣し
タンニン鞣しの起源は古代エジプトまで遡ります。
古くからある伝統的な加工方法の一つです。
動物の原皮を植物性のタンニンに漬け込みタンパク質を分解して削ぎ落とすことで
皮から革へと生まれ変わります。
膨大な手間と時間をかけて仕上げられたタンニン鞣しの革は
乾いた質感で硬く、水を吸収しやすい性質を持ちます。
タンニン鞣しの革は、時間の経過と共に革の風合いや
色目が変化していき徐々に味がでやすいのが特徴です。
②クロム鞣し
クロム鞣しは100年ほど前にドイツで開発された後発の技術です。
現在世の中に出回っている革製品の約8割はクロム鞣しの革で
素材としてもタンニン鞣しよりも優れている為
エルメスの革製品もクロム鞣しのものがほとんどです。
クロム鞣しは、塩基性硫酸クロムと呼ばれる化学薬品を使用し
ドラムに皮とクロム鞣し剤を投入して浸透させて皮から革に加工します。
加工に要する時間は約1日で、タンニン鞣しと比べると時間も手間もかけず
大量に革を生産することが出来ます。
クロム鞣しで加工された革は、軽くてしなやかさで、伸縮性があります。
長い年月でも風合いが保たれるので、経年変化が少なく
新品の頃のままの美しさが持続する点が多くの消費者に好まれています。
このようなメリットからエルメスをはじめ高級ブランドで扱っている革製品も
クロム鞣しのものが大半を占めています。
ボックスカーフの丈夫さ
ボックスカーフなら、多少の小傷がついても表面が滑らかなので
リペアをすると美しく蘇らせることが可能です。
また、型崩れすることもなく艶やかな光沢感が持続します。
銀座パリス亀有ゆうろーど店では
ただ今、エルメス製品を強化買取しています!
査定は無料ですのでお気軽にご来店下さい☆
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