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2022/06/24

オメガ コーアクシャルとは? 【葛飾区 亀有 買取 銀座パリス亀有ゆうろーど店】

こんにちは!

 

今回は【オメガ】コーアクシャルのご紹介です。

 

 

 

コーアクシャル機構とは?

 

 

コーアクシャル機構とは、ジョージ・ダニエルズ博士が開発したムーブメントで

 

通常脱進機は爪が2本であるところを3本にし、歯車を追加することで耐久性を向上させた機構です。

 

耐久性は約2倍といわれ、オーバーホールは10年に一度と言われています。

 

コーアクシャル機構の特徴は以下の2点です。

 

壊れにくい

 

オメガだけ

 

オメガがこの機構を取り入れたのか、ご説明します。

 

 

コーアクシャル機構の開発

 

コーアクシャル機構を開発したのはジョージ・ダニエルズ博士という方です。

 

2011年に亡くなられてしまいましたが、現代時計史において重要な役割を果たされました。

 

その偉業の一つがコーアクシャル機構の開発です。

 

1974年にこの機構を開発してパテックフィリップに持ち込みして営業をかけたそうですが

 

実用には至らなかったそうです。

 

開発当初のサイズではパテックフィリップのモデルには搭載できないなどの問題と

 

それを解消することに現実味が無かったようです。

 

 

更なる研究

 

独自の研究開発実験を繰り返し、現行のコーアクシャル機構に近づいたのが1990年初頭でした。

 

ジョージ・ダニエルズ博士の高い開発力と技術力を認めながらも

 

パテックフィリップでは実用に至らなかったのです。

 

また、ロレックスではまったく理解されなかったそうです。

 

オメガはこの時期には他社と違い量産販売を戦略としていました。

 

そういったモデルの中にコーアクシャルを取り込む計画を1995年に企画し、実用化されたのは1995年です。

 

その際はデビルコーアクシャルに組み込まれました。

 

 

壊れにくい

 

コーアクシャル機構の部分を【脱進機】と総称します。

 

これは過去250年間まったく変わらない構造システムで組まれています。

 

これまでの脱進機は2つの爪で歯車を動かしていました。

 

この工程で、摩擦が大きく、自動巻時計は5年に1度のオーバーホール(OH)が必要となります。

 

コーアクシャル機構ではこの爪が3本となり、その上歯車をさらに1つ経由した状態で回ります。

 

その結果、爪は歯車を弾くように動かし、3つの爪は摩擦が減ることでOHが10年に1度という数字を掲げています。

 

 

 

コーアクシャル機構はオメガだけ

 

 

1974年に開発され、特許取得が1980年。

 

現在、コーアクシャル機構の特許は既に解禁されています。

 

それなのにコーアクシャル機構を取り入れている時計メーカーはオメガだけです。

 

最大の要因はコストにあると考えられます。

 

コーアクシャル機構の構造は通常の脱進機よりも非常に複雑であり

 

パーツや組み立てに要する金銭的・時間的コストがかかりすぎてしまいます。

 

そのため、大量生産がしにくく、利益に見合わなくなりやすいのです。

 

それでもオメガがこのコーアクシャル機構に着手したことで

 

オメガが時計業界で確固たる地位を獲得した一つの要因だったと考えられます。

 

 

 

まとめ

 

 

現在は第3世代までに進化したコーアクシャル機構ですが、今後はどのように変化していくのでしょうか。

 

今後の進化にも期待です。

 

 

 

 

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